スクショの個人情報を隠す方法|X・LINEに送る前に
「見せたいのはこの一文だけ」でも、スクショには通知、アカウント名、メールアドレス、タブ、注文番号、QRコードなどが一緒に写り込みます。共有前に“見える情報”と“読み取れる情報”を分けて確認するのが安全です。
共有用コピーを作り、不要な領域はまず切り抜く。
最終画像にOCRをかけて、隠したはずの名前やメールが残っていないか確認する。
XやLINE側の圧縮・縮小を「勝手に隠してくれる仕組み」と考えない。
最初に隠したいもの
| 項目 | よくある場所 | 安全な処理 |
|---|---|---|
| 本名・ユーザー名・メール・電話番号 | プロフィール、設定画面、通知 | 切り抜くか、不透明な黒塗りで完全に覆う |
| 住所・地図・配送先 | 通販、フードデリバリー、地図アプリ | 住所だけでなく周辺UIごと削除 |
| 注文番号・問い合わせ番号 | EC、サポート画面 | 同じ番号が別の場所に再表示されていないか確認 |
| QRコード・バーコード | チケット、決済、ログイン | コード全体を完全に隠す |
| 通知 | iPhone/Android上部、PC右下 | 通知を消してから撮り直す方が安全 |
| ブラウザのタブ・URL | PCブラウザ上部 | 不要なら最初から切り抜く |
| 顔・アイコン | LINE、Discord、SNS | 本人特定が不要なら非表示にする |
ぼかしより黒塗りをすすめる理由
ぼかしは見た目がきれいですが、プライバシー目的では「元の形を少し残した処理」です。短い数字、大きな文字、QRコード、特徴的なUIは、ぼかしが弱いと推測できる場合があります。
本当に消したい情報は、完全に不透明な色で覆うか、画像から切り取る方が単純で強い方法です。最後に新しい画像として書き出し、その書き出したファイルを確認します。
日本でありがちな漏れ方
XにPCの画面を投稿して、右上のGoogleアカウント名や別タブのサービス名が残る。LINEの会話を共有して、相手のアイコンや通知から別の人の名前が分かる。メルカリやAmazonの画面で配送先の一部が見える。Suica・チケット・決済画面のQRコードがそのまま写る。
どれも「本文以外」を見落としたケースです。スクショでは本文より周辺情報の方が危ないことがあります。
OCRで最終チェックする
高解像度のスクショでは、自分の目では読みにくい小さい文字でもOCRなら拾えることがあります。編集後の画像に文字起こしをかけて、自分の名前、メール、電話番号、会社ドメイン、住所、注文番号などを検索すると、見落としを減らせます。
OCRは「文字を抜き出す便利機能」だけでなく、共有前のプライバシーチェックにも使えます。
写真と違っても、ファイル情報は確認する
スクリーンショットはカメラ写真ほどGPS情報を持たないことが多いですが、PNGやJPEGにはソフトウェア情報、作成日時、XMPなどが入る場合があります。編集アプリを通した後は特に、最終ファイルを一度検査しておくと安心です。
共有前の30秒チェック
- 元画像を残して共有用コピーを作る。
- ステータスバー、タブ、サイドバーを切り抜く。
- 個人情報、QRコード、顔を完全に隠す。
- 新しい画像として書き出す。
- OCRで文字を抽出して検索する。
- 100%表示と縮小表示の両方で見直す。