LINE写真の位置情報:送信ガイドにGPSの記載なし
LINEの写真・動画送信ガイド(表示は2024.08.28)にEXIFとGPSの記載はありません。アルバムではメタデータが一部消える場合があり、写真は20MB・1億画素以内です。トーク往復は未計測です。
LINEで写真を送ると位置情報はバレますか?
LINEの写真・動画送信ガイド(表示は2024.08.28)にEXIFとGPSの記載はありません。アルバムではメタデータが一部消える場合があり、写真は20MB・1億画素以内です。トーク往復は未計測です。
LINE Guide: sending images and videos
最終更新
結論:LINE側の画像処理だけを前提にして「絶対に位置情報は渡らない」と考えるより、送信前に元写真のGPSを確認し、必要なら自分で外してから送る方が確実です。送信方法やアプリの仕様は変わる可能性があるためです。
送るファイルを確認し、必要なら共有用コピーを見返す
- 送りたい写真ファイルそのものを、画像メタデータ確認で開きます。処理はブラウザの中だけで、ファイルのアップロードはしません。表示されたGPS・EXIFと、その表示状態を確認します。表示されないことだけでは、位置情報がないと断定できません。
- 位置情報を外して送りたいときだけ、元の写真は残し、メタデータクリーナーで共有用の別コピーを作ります。
- できたコピーをダウンロードし、同じ画像メタデータ確認でもう一度開きます。見るのは、その出力ファイルに表示されたGPS欄です。元の写真の表示や、ファイル名を変えただけでは確認になりません。
この結果は、開いたそのファイルについて表示できた項目の話です。LINEトーク上の挙動を保証するものではありません。当サイトのLINE実測データはまだ公開していません。当サイトの検証ラボ。ローカルの確認画面は、すべての独自項目を表示できるとは限りません。スクリーンショットでは、画面に写っている内容そのものが分かります。見えない透かしや、写っている景色・目印が消えるわけでもありません。
まず「写真に位置情報が入っているか」を確認する
iPhoneで撮った写真には、撮影場所が位置情報メタデータとして保存されることがあります。写真アプリで対象の写真を開き、詳細情報に地図や撮影場所が出るなら、その写真には位置情報が関連付けられています。
Appleも、位置情報を含む写真を共有した場合、共有相手が位置情報メタデータへアクセスできる場合があるため、必要なら削除または共有時に外すよう案内しています。
LINEへ送る前に位置情報を外す2つの方法
方法1:写真そのものから位置情報を削除する
- iPhoneの「写真」で送りたい写真を開く。
- 「位置情報を調整」を開く。
- 「位置情報なし」を選ぶ。
- もう一度詳細を見て、地図が残っていないか確認する。
方法2:共有するときだけ位置情報をオフにする
元写真には撮影場所を残したい場合、共有シートの「オプション」で「位置情報」をオフにしてからLINEを選ぶ方法があります。旅行写真の整理には場所を残しつつ、送信先には渡したくないときに便利です。
「LINEなら自動で消えるはず」に依存しない理由
メッセージアプリは画像の圧縮や変換を行うことがありますが、送信方法、画質設定、ファイルとしての扱い、アプリの更新などで挙動が変わる可能性があります。LINE公式ヘルプ(写真や動画を送信するには?)が案内しているのは通常の送信手順です。なお、5分という動画の長さ上限はLINEアルバム機能(LYPプレミアム会員特典)に関する仕様であり、通常のトーク動画送信全体に一律に適用される制限ではありません。また、写真送信時にEXIFやGPSがどのように処理されるかについては通常の送信ガイドに明記されていません。さらに、LINE公式ヘルプ(写真や動画をアルバムにアップロードするには?)では、アルバムへの写真は20MB・1億画素以内で、オリジナル解像度は保てても写真のメタデータは一部消失する可能性がある、と書かれています。これはアルバムの上限であり、トークの動画に共通のMB上限ではありません。
つまり、公式文書が証明しているのは「送信手順」であり、「位置情報が確実に消える/残る」という動作保証ではありません。プライバシー上大事な写真は、送信先サービスの処理に頼るのではなく、送る前のファイルに何が入っているかを自分で確認するのが確実です。日付入りで測ったのは下の手元のファイルです。LINEのトークやアルバムを往復したファイルは、2026-10-23も未計測です。手順の置き場所はLINEプラットフォーム解説とLINEメタデータ検証ラボです。
2026-10-23に手元で測ったファイル
これはLINEのサーバーを通した測定ではありません。Pillow 10.2.0で640×480の図形を描き、ExifTool 12.76がタグを書きました。座標は入力した値で、カメラで撮った写真ではありません。-n の表示は緯度 35.681236、経度 139.767125、高度 10 mです。同じExifToolがDMSでは 35 deg 40' 52.45" N, 139 deg 46' 1.65" E と出しました。JPEGは 12782 byte、SHA-256は 0953e605a0f9d3cbc8c726fbfa0fda45a1918dc0a82cc84184e7fa2d296b9249 です。Makeは CPKFixture、Modelは Synthetic-20261023、DateTimeOriginalは 2026:10:23 09:00:00、IPTCの Keywords と Credit、XMPの Description もあります。
| 操作 | バイト | ExifTool 12.76がまだ出した欄 |
|---|---|---|
JPEG -GPS:all= | 12624 | GPSは出ない。DateTimeOriginal、Make、Model、Artist、IPTC、XMP Descriptionは残る |
JPEG -EXIF:all= | 12262 | GPSとDateTimeOriginalは出ない。IPTCとXMP Descriptionは残る |
JPEG -all= | 9244 | 上のGPS、EXIF、IPTC、XMPは出ない。寸法は640×480 |
JPEG mat2 0.13.4 --inplace | 12293 | 上のGPS、DateTimeOriginal、IPTC、XMPは出ない。寸法は640×480 |
PNG -all= | 2505 | 元は2979 byte。PNG Comment「synthetic png comment」とGPSは出ない |
| PNG mat2 0.13.4 | 2523 | CommentとGPSは出ない |
WebP -all= | 1872 | 元は5158 byte。GPSとXMP Descriptionは出ない |
| WebP mat2 0.13.4 | 5158 | 終了コード255。image/webp は非対応。GPSは残った |
2026-10-23に開いたLINEガイド「写真/動画を送信する」(ページ上の表示は UPDATE 2024.08.28)は、写真と動画をあわせて最大50個まで送る手順です。EXIFもGPSも書いてありません。アルバムのヘルプ(contentId=20000248)には、オリジナル解像度は維持されても写真のメタデータは一部消失する可能性がある、とあり、写真は20MB・1億画素以内です。これはアルバムの文です。トーク送信全体の規則にはしません。数値の控えは docs/evidence/runs/2026-10-23-line-discord-zalo.json です。
位置情報だけでなくEXIFも確認したい場合
写真にはGPS以外にも撮影日時、カメラ情報、編集ソフト名などが入ることがあります。全部が危険という話ではありませんが、公開用・送信用の写真に何が含まれているかを見たいなら、メタデータを一度確認しておくと判断しやすくなります。
確認してから、必要なときだけ共有用コピーを作る
先に画像メタデータ確認でGPS欄を見ます。外す必要があるときだけメタデータクリーナーで元写真とは別のコピーを作り、ダウンロードした出力のGPS欄を同じ確認画面で見直します。同じ作業の入口は写真の位置情報を削除です。
写真のGPSを確認する →iPhoneで今後の写真に位置情報を付けたくない場合
カメラの位置情報利用そのものを見直すなら、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「カメラ」から変更できます。これは今後撮る写真への設定で、すでに撮影済みの写真から自動的に位置情報を消す操作ではありません。
LINEで送る前の30秒チェック
- 写真アプリの詳細に地図が出ていないか。
- 自宅や生活圏が分かる写真ではないか。
- 元写真の位置情報を残したいなら共有時だけオフにする。
- 仕事用・公開用ならEXIF全体も確認する。
- スクショなら、GPSより画面内の住所・名前・通知・QRコードを確認する。
- Discordの写真にGPSが残るかは未計測です。送る前の確認に分けています。
よくある質問
LINEで送った写真から自宅が分かることはありますか?
位置情報メタデータだけでなく、写真に写った建物、窓の景色、住所、店名などから場所が推測されることもあります。GPSを外せばすべての位置特定リスクがなくなるわけではありません。
位置情報を削除したら、撮影日時も消えますか?
ExifTool 12.76の -GPS:all= では、このJPEGのGPSは消え、DateTimeOriginal 2026:10:23 09:00:00 は残りました。-EXIF:all= では撮影日時も消え、IPTCとXMP Descriptionは残りました。iPhoneの「位置情報なし」はこの日は測っていません。
スクリーンショットなら位置情報を気にしなくていいですか?
カメラ写真と同じGPSの話より、スクショでは画面に見えている情報の方が問題になりやすいです。名前、通知、住所、地図、注文番号などを送信前に確認してください。
iPhone側の詳しい手順は、iPhone写真の位置情報を削除する方法にまとめています。
Telegram と Discord の公式文書で確認したファイル上限
Telegram と Discord:公式 FAQ が書くファイルサイズ
ここは 2026-10-15 に開いた公式ページの文だけです。どちらの FAQ も、写真の EXIF や GPS を消すか残すかは書いていません。その規則は書きません。
Telegram
Telegram FAQは、WhatsApp との違いを説明する箇所で、写真・動画・ファイル(doc、zip、mp3 など)を数の上限なく共有でき、それぞれ最大 2GB だと書いています。同じ FAQ のファイル共有の項は、種類を問わず 1 ファイル最大 2GB、Premium なら 4GB だと書いています。Last verified: 2026-10-15。
Discord
Discord File Attachments FAQは、ファイルのアップロードサイズ上限を実験中で、一部の利用者はより大きいファイルを送れる場合があると書いています。Nitro 以外の最大アップロードは 20MB です。2026年8月以降、無料上限は 20MB(以前は 10MB)で、デスクトップとモバイルで上限の確認方法を揃えたとあります。サイズは圧縮したあとではなく、圧縮する前に確認します。Nitro Basic は 50MB、Nitro は最大 1GB です。20MB を超える画像は、プレビューではなくダウンロード用ファイルとして共有されます。モバイルの Data Saving Mode をオンにすると、モバイル通信では画像と動画をより低い画質で送ります。Last verified: 2026-10-15。